私が“根本改善”と言わない理由
- Masato Yamada
- 4 日前
- 読了時間: 2分

「“根本改善”って言ってるけど…それってどうなの?」
そう感じ始めている方は、確実に増えてきています。
「根本改善」という言葉、よく見かけます。
鍼灸院・整体院・整骨院など多くのところで当たり前のように使われていますし、
なんとなく「しっかり治してくれそう」という印象を持つ方も多いと思います。
もちろん、この言葉自体を否定するつもりはありません。
ただ、個人的に少し引っかかる部分があります。
身体の不調って、そんなにシンプルなものなのか。
例えば肩こりや腰痛ひとつとっても、
・姿勢
・日々の疲労
・仕事の内容
・睡眠
・ストレス
いろいろなものが重なって出ていることがほとんどです。
どれか1つのことが原因で起きているというよりも、
いくつもの要素が積み重なった“結果”として出てきている。
そう考える方が自然だと感じています。
それなのに、
「これが原因です」「ここを改善すれば大丈夫です」
と、ひとつに言い切ってしまう。
そこに違和感を感じています。
不調の原因はそんなにきれいに分けられるものなのか?

原因は数値化できないものです。
検査データのように、
「これが100%の原因です」と断定できるものばかりではありません。
見えている部分もあれば、見えない部分もある。
だからこそ、本来はもっと曖昧で、複雑なものだと思っています。
だから私は、「根本改善」という言葉をあえて使っていません。
言い切った方が分かりやすいのは分かっていますし、
その方が安心する方もいると思います。
それでも、自分の中でしっくりこない表現は使いたくない。
ただそれだけです。
その代わりにやっていることは、とてもシンプルです。
今の身体の状態を見て、少し変えてみて、その反応を一緒に確認していく。
必要があれば、生活の部分も含めて整えていく。
いわば、
仮説・実践・検証・微調整。
その繰り返しです。
例えば、生活の中でできることを一つだけ決めて、まずは1週間だけ試してみる。
そういった小さな積み重ねを大切にしています。
遠回りに感じるかもしれませんが、
こういう積み重ねの方が、結果的には現実的だと考えています。
「根本改善」という言葉は使いません。
でも、やっていることはシンプルです。
今のあなたの状態に、きちんと向き合うこと。
それを大切にしています。
「根本改善」という言葉を、どう捉えるかは人それぞれですが、
一度立ち止まって、考えてみてもいいのかもしれません。




コメント