
香りのバリアフリー
安心して深呼吸できる場所へ
当院は、心身の調子を整える「仕立て屋」として、施術技術だけでなく、院内の「空気の質」にもこだわっています。
現代社会では、目に見えない「香り(化学物質)」によって深刻な体調不良を抱える方が増えています。
当院は、そのような方々が唯一、安心して深呼吸できる場所でありたいと考えています。
『香害』をご存知ですか?
香害(こうがい)とは、柔軟剤や合成洗剤などに含まれる人工香料(化学物質)によって、周囲の人に健康被害が生じることです。
これは単なる「好き嫌い」の問題ではなく、『化学物質過敏症』のきっかけにもなる深刻な社会問題です。
【身近なものに、人工香料は使われています】
「微香性」と書かれているものや、以下の日用品の香りも、敏感な方にとっては体調不良の原因となります。
●衣類・洗濯: 柔軟剤、合成洗剤、除菌・消臭スプレー、防虫剤(衣類用スプレー・防虫カバー)
●ヘアケア・美容: シャンプー・コンディショナー、整髪料、ヘアオイル、制汗剤(スプレー・ロールオン)
●スキンケア: ボディクリーム、ハンドクリーム、日焼け止め、おしり拭きやウェットティッシュ
●空間対策: 芳香剤、アロマオイル、お香
●害虫対策: 殺虫剤(空間プッシュ型・スプレー型)、虫除けスプレー(肌用・衣類用)、蚊取り線香
●その他: タバコの臭い、タバコの残留成分(三次喫煙)
【主な症状】
頭痛、めまい、吐き気、思考力の低下、動悸、喉の痛み、喘息の発作、湿疹など。
これらは微量の成分であっても、神経系や免疫系に影響を及ぼし、日常生活に支障をきたすほど深刻なものです。

これは日本消費者連盟作成の啓発ポスターです。サイトから自由にダウンロードできます。
当院の徹底した環境管理
当院では、患者さまが安心して深呼吸できる「究極の無臭空間」を維持するため、院内で使用する備品や消耗品に対し、以下の厳しい基準を設けています。
【一切使用・導入していないもの】
人工香料や残留性の高い化学物質を含む以下のものは、院内に持ち込まず、使用もしておりません。
柔軟剤、合成洗剤、漂白剤、芳 香剤、消臭剤、アロマ、ルームフレグランス、香水、タバコ
【厳選して使用している無香料製品】
清潔感を保ちつつ、香りの刺激を排除するため、以下はすべて「完全無香料」の製品のみを選定して使用しています。
〇衛生管理: ハンドソープ、身体用消臭スプレー、汗拭きシート(アルコールフリー)
〇ケア用品: ハンドクリーム、院長の整髪料
タオルの洗濯には、香料・蛍光剤・酸化防止剤などが一切無添加の「シャボン玉石けん」を使用しています。
空間に香りが残る
特に施術室のような個室空間では、香料の成分は壁紙や暖簾、タオルの繊維に吸着し、長時間滞留します。
消臭剤でごまかそうとしても、化学物質が混ざり合うことで、より複雑で有害な刺激へと変わってしまうこともあります。
一度付着した香りを完全に除去するのは、極めて困難です。
自分と施術の質を守るために
私自身も、人工香料やタバコの残留成分に対して非常に敏感な体質を持っています。
個室での施術中にこれらの刺激に曝露すると、私自身の集中力が削がれるだけでなく、頭痛や吐き気を引き起こし、繊細な施術を継続することができなくなります。
「私自身の健康を守ること」は、すべての患者さんに最高の施術を提供するための「責任」であると考えております。
【重要】
ご来院をお断りする対象について
以上の理由から、当院では以下に該当する方のご予約・来院を固くお断りしております。
●喫煙される方(喫煙習慣のある方)
※タバコの有害成分は、喫煙後も長時間にわたり呼気や衣類から放出され続けます。
当院は三次喫煙による健康被害を防ぐため、吸う頻度や本数にかかわらず、喫煙される方のご来院は一律にお断りしております。
●香水・香りの強い柔軟剤・香りのある整髪料を使用されている方
「少しなら大丈夫だろう」「消臭したから大丈夫」というご判断でのご来院も、当院の基準ではお受けできかねます。
万が一、ご来院時に強い臭気を確認した場合は、その場でお引き取りいただく場合もございます
(その際、当日キャンセル料が発生いたします)。
